みなさんこんにちは!今回の担当は佐藤くんです!
Web会議を快適に行える速度
Web会議において通信速度は快適性や業務効率を左右する大きな要因となります。
一般的にはWeb会議に必要な速度は30Mbps以上を推奨されていますが、早いに越したことはありません。ちなみに、環境を整えれば10倍の300Mbpsは軽く出ます。
また、パソコンやスマートフォンのスペックによっても表示速度は変わってきます。
基本的に、通信速度が速ければ速いほど、安定したWeb会議を行うことができます。
通信速度が遅いと、、、
- 映像と音声に遅延が発生する
- 映像が粗く見づらくなる
- 映像・音声が途切れる
- 会議中、勝手に退室してしまう
上記の様な問題が発生します。
通信速度の確認
まずは、現在の通信速度を測ってみましょう!
通信速度測定は簡単です。まずは下記URLをクリック!
https://fast.com/
サイトへ訪問と同時に速度測定が開始されます。
サイト真ん中の大きな数字がダウンロード速度で右下がアップロード速度です。
もし ダウンロード速度の数値が30Mbps以下であれば対策を行う必要があります。
パソコンはもちろんWi-Fiを利用したスマートフォンやタブレットからも測定できますので通信状況を大まかには、把握することが可能です。
通信速度が遅い原因と対応方法
通信速度が遅い原因は様々あります。
原因1. インターネット回線
インターネット回線で、現在一般的に利用されているのはIPv4という規格です。しかし今では多くの人がインターネットを利用しIPv4はパンク状態になりつつあります。そこで出てきたのがIPv6という規格です。
「IPv4」は、アクセスが集中した際に通信速度が遅くなります。
「IPv6」は、最新の通信規格で高速通信が可能です。
【対応】インターネット回線の契約をIPv6に変更する。
弊社の「コピーマン光」 https://copyman.jp/hikari であれば、IPv6のインターネット環境を実現できます!
原因2. 無線ルーター
インターネットの速度が遅い原因は、無線ルーターの設置位置によるものが多く、周りの環境に少なからず影響を受けます。近隣のWi-Fiや周波数が近い電子レンジ・Bluetoothだけでなく壁などの障害物でも影響をうけ速度低下の原因となります。
さらに、Wi-Fiには同時接続台数が決まっています。しかし10台まで接続可能だとしても同時接続数が増えればそれだけ混雑し、回線速度低下につながります。
【対応】設置位置の問題であれば位置を変えることで改善されます。設置位置を変えて再度測定してみましょう。できれば、「Wi-Fi6」対応の最新機を導入しましょう! Wi-Fi6は従来のWi-Fiよりも「データ転送量が多い」「回線の混雑に強い」「省エネ」といったメリットがあります。
現状では不必要と思う方もいるとは思いますが、Web会議も含めIT・IoT・DXの導入を進めていく上で最新規格機器を導入することは今後重要になります。
原因3. LANケーブル
インターネット回線が速くなっても、LANケーブルがギガ対応してなければスピードが出ません。専門的になりますが、Cat5eという規格以降のものにしましょう。
ちなみに、LANケーブルを分岐するためのスイッチングハブもギガ対応のものに変更しましょう。
原因4. パソコン
快適なWeb会議を実現するためには、原因1~3の改善も必要ですが、Web会議で使用するパソコンのスペックが大きく影響します。
特にパソコンのCPU、メモリー、マザーボード(グラフィックボード)の性能が、快適なWeb会議を実現するには欠かせません。
ちなみに、ZOOM推奨のCPUの最低スペックは、「デュアルコア2Ghz以上(i5/i7またはAMD相当)プロセッサ」が必要です。
【対応】パソコンのスペックを確認しよう。
作戦12まとめ
Web会議に最適なネットワーク環境にするために、
1.インターネット速度を測定して現状を確認
2.インターネット回線をIpv6に変更
3.無線ルーターをWi-Fi 6対応にする
4.LANケーブルはCat5e以降のものにする(スイッチングハブも確認)
5.ハイスペックなパソコンを購入する
ご自身で解決できない場合は、私たちにお気軽にご相談ください!
https://copyman.jp/hikari
次回は「ネットワークセキュリティの重要性」についてです。
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